多汗症の改善・対策「手汗・脇汗の悩みをスッキリ解決する方法」

【多汗症体験談9】足が頻繁につるのは練習不足?

 

自転車で通勤・通学しているという方にお話をうかがいました。夏場など非常に汗をかきやすい時期の対処法など、とても参考になるように感じました。また、学生時代の部活動に関するお話も、個人的に「あるある!」って思ってしまいました。

 

子供のころから「汗っかき」の体質は自覚していましたし、汗疹(あせも)などもよくできていました。父親の体質を受け継いだ部分も大きかったように思います。スポーツなどをしているときはのどの渇きがかなり激しかったように思いますが、現在のような水分補給についての知識があまり普及していなかったので「休憩時間にがぶ飲み」となってしまうこともしばしばありました。

 

最も苦労したのは、頻繁に足が「つる」ことでした。太ももの裏やふくらはぎが突っ張ってしまうと全く動かせなくなってしまい、ときには両足が同時につってしまうことさえありました。そのようなときは、つま先を手で持って引っ張り、かかとからふくらはぎ・ももの裏までを伸ばすようにしました。しかし一時的に回復しても、再び動くと大抵はまたすぐにつってしまうという状態でした。当時は「練習不足だからだよ」などと周りから言われたりして、自分でも不本意ながら半分は納得していました。

 

ところがだいぶ後になって、汗と一緒に体内の電解質成分が放出されてしまうと筋肉を収縮させる信号が上手く伝わらなくなって、いわゆる「こむら返り」「つる」といった症状が出やすくなるということを知りました。自分の場合もまさにそういった例に当てはまっていたのかなと思います。今では一般的に常識となっている「こまめに少量ずつ水分補給する」という知識があれば、スポーツでもう少し良い結果が出せたのかなと少し残念に思うこともあります。

 

スポーツドリンク

 

屋内では特に夏場の試験などで困りました。冷房のない試験会場では手汗と顔からポタポタ落ちる汗とで解答用紙が湿ってしまい、鉛筆で文字が書きにくくなってしまうこともありました。そして、より力を入れて書こうとすると今度は紙が破れてしまいそうになって慌てた思い出もあります。試験官の方に相談してタオルやハンカチを敷いて臨めばよかったのかもしれません。

 

自分の汗についての経験の中で最も気をつけて工夫したことは、自転車で通学・通勤していたときのことです。通勤・通学とも30分弱の道のりで、運動不足解消としては良かったのですが、やはり夏場は非常に汗をかきました。朝の時間で余裕がなくて急いでいることも多く、学校や職場に到着して動きが止まると一気に汗が噴き出しました。スーツやワイシャツではなく、軽装のTシャツで自転車に乗ることがほとんどだったのですが、本当に「しぼれる」ほど毎回汗をかいていました。

 

Tシャツ

 

はじめは着替えを1枚用意していたのですが、日中身体を動かす機会があるとまたすぐに汗びっしょりとなってしまうので、やがて2〜3枚は着替え用Tシャツを用意していくのが当たり前になりました。
さらに自転車で走った後は、下着(パンツ)の腰周りも汗でかなり湿ってしまうことも多く、こちらはそのままにしておくとお腹が冷えて痛くなってしまう原因にもなりました。自分の場合は夏場でなくとも心身の不調が腹痛となって表れやすいところがあったので、冷房の効いた室内で水分補給をしたりすると下痢をしてしまうことも多かったです。そのため、Tシャツと一緒に下着も1枚着替えを持っていくようにしました。

 

当初、汗びっしょりとなってしまった下着は少し大きめのレジ袋などにそのまま入れて、帰宅するまで自転車のかごの中に置いていました。それでも屋外に駐輪していたこともあって、特に問題はありませんでした。しかし「そのままレジ袋」はあまりにも不衛生ですし、洗濯してまた着ることを考えたときにあまりよろしくないと考えるようになりました。そこで簡単に水洗いだけは済ませ、よくしぼったうえでレジ袋に入れておくか、可能であれば干して乾かすようになりました。汗が出た後でそのまま放置してしまうと、雑菌が繁殖して臭いや不潔の元となってしまうということですから、少し手間はかかっても自分にとっては良い方法だったと思います。

 

レジ袋

 

新しい衣服に着替えて身体がさっぱりすれば、気持ちも新鮮になって臭いや体調を気にせず学習や仕事に取り組めました。また汚れてしまったTシャツなどについても、水洗いだけでもしておけば大ちがいだったと思います。それについては、帰宅後にレジ袋から取り出すときにはっきりとわかりました。

 

運動して汗をかいた際の水分補給については、正しい知識がなかったことで良い対策が採れませんでしたが、通学・通勤時の着替えについては自分に合った対処が上手くできたのではないかと感じています。