多汗症の改善・対策「手汗・脇汗の悩みをスッキリ解決する方法」

【多汗症の改善法】ETS(交感神経遮断手術)

説明・解説

概要

どんな改善方法か?

胸部交感神経を遮断(切断)する手術です。手汗などがピタリと止まりますが、「代償性発汗」と呼ばれる副作用で、生活の質を大きく下げてしまうケースも多いです。

  • 胸部交感神経を遮断する
  • 手汗、脇汗がピタリと止まる
  • 代わりに、背中、胸、太ももなどに大量の汗をかく
  • 左右のどちらかだけを手術して1年ほど様子を見る
  • 1年ほど様子を見てから残りの側も手術するか判断
  • 切った神経は戻らない(※不可逆性)

 

効果は?

神経を切った直後から、手や脇の多汗症の症状はなくなります。また、その効果は一生続きます。他の治療法を全て試して、どの治療法も効果がなかった場合には、検討してもいいかもしれません。

  • 該当部の発汗はピタリと止まる
  • 効果は一生続く

 

副作用・リスクは?

手や脇の多汗症は改善しますが、背中、胸、太ももなど、他の部位からの発汗量が異常に増える「代償性発汗」に悩む人が多いです。一度切った神経は元に戻せないので、慎重に判断する必要があります。

  • 他の部位からの発汗量が異常に増える「代償性発汗」
  • 一度切った神経は元に戻すことができない

期間

手術2回
※最初の手術で片側(利き腕など)のみ手術
※1年ほど様子を見て、残りの側を手術するか判断

費用

1回の手術費用は10万円程度
※高額療養費制度の申請可能(目安で8万円程度戻ってくる)

アドバイス

▼代償性発汗は、ほとんどすべての患者におきる副作用です。背中や胸に大量の汗をかくため、シャツがべっとりと染みてしまったり、太ももに大量の汗をかくため、ズボンやスカートがべっとりと染みてしまったりします。(※発汗の程度には個人差があります。)
▼後戻りできない手術ですので、まずは他の治療法を試してください。他の治療法をすべて試して、どうしても手術が必要だと思うときだけ、自己責任で手術するようにしましょう。信頼できる医療機関を選び、医師と十分に話し合うことをご提案します。